技術情報

製品仕様と要求仕様

モーター互換性仕様必要条件

適合モーター

スマート・モーター・センサーは、以下のモーターに対応しています

三相誘導かご型モーター
標準低圧IECおよびNEMAモーター
450(IEC 60034)または500(NEMA MG1)までのフレームで、
出力範囲が0.37kW～500kWまたは0.5hp～700hp
ダイレクト・オン・ライン(DOL)、可変周波数ドライブ(VFD)、
ソフトスターターおよびスターデルタによって駆動されるモーター

仕様

物理的特性

重量

0.5kg

ケース素材

ABS樹脂

設置場所

冷却フィン

バッテリー

ユーザーによる交換可能な
単3形リチウム電池×4

仕様

振動測定

振幅範囲

±40 g

周波数範囲

1Hz～3.1kHz

データ形式

波形、FFT、rms

2軸振動

アキシャルおよび
ラジアル

無線通信

ネットワーク規格

Wi-Fi b/g/n

無線規格

IEEE 802.11 b/g/n

周波数

2.4GHz

レンジ(公称値)

>50 m

要求仕様

ネットワーク

ネットワーク

2.4GHzネットワーク
(5GHzには非対応)

セキュリティ

WEP、WPA、またはWPA2

信号強度

-60dB 以上

港湾

8883番ポートとHTTPSポート（443番ポート）が開いている必要があります

環境

動作範囲

-40 °C ～ +60 °C

保管場所

50℃以下、リチウム電池からのエネルギー漏れを防ぐため

アプリケーション

アイフォン

iOS 13以降

iPad

iPadOS 13以降

Android携帯電話
またはタブレット

Android 6.0(Marshmallow)以降

顧客データ管理

厳密なパーティショニングとアクセス制限

全てのSMSのお客様向けに、OtoSenseクラウド上に専用のアカウントを作成します。このアカウント上のすべてのデータ（センサーデータ、分析されたデータ、アカウント情報など）は、お客様のアカウントIDを最上位のパーティションキーとして厳格に管理されます。顧客データへのアクセスは、顧客アカウントのメンバーに制限され、アクセス認証は、業界をリードするクラウドサービスプロバイダーが提供するアクセス管理サービスにより実施されます。

デバイス・ツー・クラウドのセキュリティ

相互認証TLSの実施

SMSデバイスと OtoSenseクラウドの間のセッションは、相互に認証された TLS を介してのみ確立されます。SMS Deviceとの間のすべてのデータは暗号化され、MQTT-over-TLSプロトコルを介して送信されます。これにはセンサーデータ、OtoSenseクラウドからSMSデバイスに送信されるコマンド、設置されたSMSデバイスに送信されるオーバーザエア・アップデート(OTA)が含まれます。

ユーザー管理

権限ベースのアクセス管理と認証

OtoSense クラウド上の顧客アカウントの最初のユーザーは、ADIからそのアカウントの管理者として招待されます。招待を受けると、新しい管理者ユーザーは、そのアカウントのSMSデバイスとデータを管理するための適切な権限を持つユーザーを追加で作成することができます。新規ユーザーには、アカウントを有効化し、新しいパスワードを作成するための招待状が電子メールで送信されます。

ログインポータルのセキュリティ

業界で信頼されるログインサービスプロバイダー

ユーザーアカウントの作成、管理、ユーザー名/パスワードによるログインのセキュリティ（パスワードリセット機能を含む）は、業界で広く利用されているサービスプロバイダによる、信頼性の高いユーザー管理・認証サービスを直接利用しており、モバイルアプリケーションとウェブダッシュボードの両方から安全かつ確実にユーザーがログインでき量になっています。

SMS デバイスの識別

各SMSデバイスの暗号化されたID

全てのSMSデバイスには工場出荷時に、デバイス固有の秘密暗号鍵とそれに対応するPKI証明書が用意されており、それはOtoSenseクラウドへのすべての接続において、そのデバイスのIDとして機能します。この固有の鍵の組み合わせにより、OtoSenseクラウドへの接続は、ADIが製造した本物のSMSデバイスからのみ可能となります。

クライアントデバイスのセッションセキュリティ

セッションの暗号化および認証の強化

ユーザーのデバイスとOtoSenseクラウドの間のすべてのウェブおよびネットワークトラフィックは、TLS暗号化によって保護されています。 OtoSense クラウドとのすべてのユーザーのやりとりは、リクエストごとに有効なIDトークンが必要で、このIDトークンは、ユーザー名とパスワードによるログインで認証に成功した後にのみ取得できます。

OTAアップデート

OTAアップデートにおけるデジタル署名の検証

SMSデバイスには、工場出荷時にADI コード検証PKI証明書が添付されています。この証明書は、各SMSデバイスが、OtoSenseクラウドから無線で受信したすべてのソフトウェア・アップデートとともに提供されるデジタル署名を暗号化して検証するために使用されます。署名のないOTAアップデートでは、SMSデバイスのソフトウェアを書き込むことはできません。